小学生の息子にScratchを与えてみた

2018年1月4日

我が息子の長男は、運動神経が悪い。子供会で始めたソフトボールはダントツに下手といっていいだろう。
忘れ物も多く、成績も悪い。しかしそんな彼にも特技というべきか得意分野はあったようだ、折り紙である。
とにかく集中して折り紙を折り続ける姿は正直驚きを隠せないものがある。

生まれながらにして、彼はきっと文系なのだと感じさせる面が多々出てきたところから、スポーツだけではなくここはひとつプログラミングというものをやらせてはどうか?と考えてみた。

最近はプログラミングの塾も増えてきた、一瞬塾に通わせるということも考えてみたが今やっている塾だけでも家計は手一杯といったところ。

さて、どうしよう?と考えていたのだが、とりあえず塾のカリキュラムにあったプログラミングの「Scratch」という言語が目についたのでとりあえず調査。
どうやらmbotとかいうロボットをbluetoothでプログラムで遠隔で動かしたりもできるらしく、ゲームやら音楽やらが簡単に作れるらしい。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

子どもと学ぶScratchプログラミング入門 (できるキッズ) [ 竹林暁 ]
価格:2030円(税込、送料無料) (2018/1/4時点)

 

子供用のプログラムは基本的にソースを直打ちするわけではなく、用意された命令文の単語をつなぎ合わせて組んでいくのが特徴
一体誰が教えるのだ?という疑問よりもまずは子供が「ゲームが作れる」という興味関心が先にたち、そく本を注文。

ipadなどタブレットでもできるらしいが、タブレットでのプログラミングは今の所個人的にはNOである。

やはりタブレットが中心となってプログラミングをすることは今現在では考えにくい、いずれ将来性を考えればやはりWindows基準で操作させ覚えることが大事だと考えているのでそこは親のPCで子供用に別アカウントを作成しまずは環境を準備。

まずは本が届き、さてどうしようと思ったがここは手順通りにまずは本を読ませ、Scracthのアカウントを作成。子供への教育用の為保護者のメールアドレスで承認する方法を選択。

本当に続けてやれるかどうかは最初の一歩で違ってくる。好きでやる場合は勝手にやるが、興味がなければとりあえず親の指示を待つのだが、これが意外にも息子は前者であった。

本を片手に急に第1章からいきなり一人でやりはじめる。

こちらが指示する間も無く、勝手にどんどんやりつづけ、一言も喋らずとにかく本を読みながら没頭するその集中力。

初日はなんと3時間もぶっ続けて本の内容を実践し、こちらが「今日はもうやめよう」というまで、途中で投げ出すこともなかった。


そして2日目、朝から再び黙々と本を読み、わからない箇所を積極的に聞いてくる。

正直に言えば決して出来がいい息子ではない、宿題でもここまで必死でやることはなかったのだが、このScratchにおいてはまるで人が変わったように黙々と作業を続ける。

わずか2日で8章まで到達、これが早いか遅いかはわからないが、ここまで真剣に何かをやるのはゲームくらいのものであった。

長く続くかどうかはわからないが、息子の新たな一面を見ることができたのは収穫である。
果たしてこのScratchで、息子に新たな自信がつけばと考えている、もう少し様子を見ながら見守っていくとしよう。

GO TO HOME

こちらも合わせて読む

risings.red