Aクラスへ望みつないだ!!広島カープ完封勝利ダー!

2015年10月4日

決戦の地甲子園で黒田投手が先発となった土俵際の広島カープ、その前に立ちはだかるのは藤浪投手、広島にとっては苦手にしている投手ではありますが、追い込まれたチームの状況はどちらも同じことです。

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その中で黒田投手がチームの勝利をかけて投げてくれましたね。

kuroda

 正直期待はしていましたが、それでも心配ばかりが脳裏によぎるのはやはり終盤の中4日という間隔で登板するということ、40という年齢がどれだけ体に堪えるのかは同じ年齢としての男性としてはやはり疲れが溜まっていることだろうと容易に想像できます。

今日はさすがに無失点で終えることは難しいと予想していたのですが、それでもイニングを重ねるごとに菊池選手や、安倍選手、そして丸選手や田中選手など各選手たちが自分の持ち場をしっかりと守りきったこと。

これが全てかみ合ったプレーは敵地であるということを忘れてしまうほどに惚れ惚れするほどのゲーム運びを見せてくれました。

今日は序盤から見れば1点勝負になりそうだと思っていました。藤浪投手も一歩も譲らないピッチングで序盤は静かな立ち上がりで投手戦の様相を見せていました。

ベンチを見れば福井投手もブルペンに入るなど終盤らしい厳戒態勢もあり、得点力不足のチーム事情を考えればそうそう得点は難しいと判断してのこと。

そんな中でどちらが先制するか?が今日のゲームの勝敗を大きく左右すること、試合は4回に動き出しました。

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松山選手が相性の良さを買われ、3番スタメン起用。これが今日は大当たりと言っていいでしょう。菊池選手が出塁してから、ランエンドヒットなどで揺さぶりをかけたベンチサイド、その中で打った瞬間それとわかる見事な放物線を描いた打球はライトスタンドに突き刺さる、見事な先制アンパンチ!

最高の形で投手戦の様相を見せていたゲーム展開を大きく動かすことができました。

さらにそこからツーアウトからなんと田中選手など安倍選手が出塁、マートンのエラーを見逃さずに3塁を陥れ安倍選手も2塁へ。

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ここで大きな追加点となる、2点タイムリーをなんと石原選手がもぎ取る!少ないチャンスを相手のミスにもつけ込んで、足を絡めて得点する理想的な得点で阪神を大きくリードする形ゲームは大きく広島ペースへと流れを引き寄せ藤浪投手をノックアウト!

変わった能見投手からも田中選手があの幻のホームランを今度は文句なしでツーランを決めてくれました。

9回黒田投手がピンチを背負い完封勝利とはいかなかったのですが、中崎翔太投手がしっかり抑えこみゲームセット。

黒田投手も完封を逃しましたが、気迫のこもったピッチングは圧巻でした。ヒットを打たれながらもしっかり内野ゴロに注文通りに討ち取るピッチング、代名詞とも言われるフロントドアなどを駆使して的を絞らせないピッチングは、今の投手陣にいいお手本となることでしょう。

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これで黒田投手も11勝、球団も最初は5分程度と考えていた算段も嬉しい誤算だったと言えるでしょう、チームに与えた貢献度も考えれば今シーズン黒田選手の加入がどれだけ大きかったかは言うまでもありません。

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ついに並んだ阪神とのゲーム差「0」あの誤審さえなければと悔いが残りますが、その誤審をはねのける文句なしのAクラスを自身の力で戦い抜いてもらいたいものです。

最後ゲームついにここまできました。残り1試合しっかり応援していきたいものです。そしてクライマックスシリーズへ最後までしっかり応援していきたいと思います。

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